先日、首里城を訪れ再建途中の工事現場を見学する機会があった際、左写真の通り正殿再建で使用される漆塗り原料の下地となる「ニービの粉」を製作するボランティアを募集していたため、これに参加しました。

元々首里城の基礎として使われていた石を粉末状につぶし、漆と混ぜることで強度を増すための材料となるそうです。

約10分間、ひたすら鉄製のこん棒で親指大の石をたたいた後、こん棒の先端をすりこぎの様に使いながら、砕けた石を粉末になるまでひたすら回し続けます。

最後には下の参加証を頂き、無事任務を完了しました。

正殿再建完了は2026年予定の様ですので、その際はまた訪れてその姿を見たいと思います。